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"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。

暴走 蔵巡り 第25弾 [日本酒]

木戸泉酒造

怒涛の連続掲載!第25弾はいすみ市(旧夷隅郡大原町)の木戸泉です。
465号線のどんつき(128線とぶつかるところ)にあります。

128号線方向から来るとこんな感じで現れるので、煙突も目立つし、ものすごーくわかりやすい!v(^o^)v
P1020685.JPG
465号線の始点の標識があります

入り口はこんな様子でした。酒林(杉玉)のでかいこと! しかし”無ロカ”って・・( ̄∇ ̄;)
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今まで見た中でも一番かも。蔵の人に聞いた話だと、トラック一杯分の杉を使うそうです・・・ (@_@;)

Pっとバイクを停めてP1020698.JPG事務所に入ってみました。
P1020689.JPG

実は今回はちょっと予習をしていて、入り口の看板にもあった「しぼりたて生」が目当てだったのです。
それも2種類あって、一方が青森県の「華吹雪」という酒米を醸したもので、ひとつはこれが目当て。

飲み比べしようと思い、結局2種類(もうひとつは山田錦バージョン)を一升瓶で頼みました。
当然お持ち帰りはキビシイので、宅配便の伝票を書いていたら、続々と買い物客がやってきて混雑しはじめ・・
「ワタシは全然急いでないので他のお客さんをお先にどうぞ。」
「あらそうですか、すみませんねぇ」と応対してくれたおばさん。

もうひとつの目当てはこれ→j-afsn.jpg「AFS」という純米酒。
その特長はこのスペック「日本酒度-28!酸度7.8!!」
アルコール度数約14%なので、まるでワインですね。(もちろんワインに”日本酒度”はありませんが^^)

種明かしをするとこのお酒、一段仕込みなんですね。(通常の日本酒は三段仕込み)
しかも酒母造りの工程もないらしい・・・
ワインは段仕込みをしない(一段仕込み)ので酸味が高く、日本酒は三段仕込みをするので酸味は少ないのです。
あらためて勉強になりました。( ̄ー ̄)

だから日本酒だと思って飲むとびっくりしますが、ワインだと思って飲むとあまり違和感がありません。

それと、駐車場に停めてあったトラックにおもしろいことが書いてありました。
P1020693.JPG
一瞬意味不明でしたが「昔ながらの旨い酒を醸す」ということですね。

あ、そうそう。しぼりたて生も翌日届き、P1020716.JPG飲み比べしてみました。
(この箱にも先のセリフが・・)
山田錦バージョンは香りが高く、味も少し濃いように感じました。花吹雪バージョンの方がワタシの好み(^-')b
偶然昨日の朝、ラジオ(東京ベイFM)で生中継してて、しぼりたて生を宣伝してましたね。

結局、お勘定のときに「待たせたから」って、300円もオマケしてもらえました。ラッキー!おばちゃん、ありがとっ!!

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暴走 蔵巡り 第24弾 [日本酒]

岩瀬酒造

ずいぶん久しぶりとなりましたが、「暴走蔵巡り」再開でございます。
(春になってからは休みの度に天気悪かったり寒かったりだったもので・・)

で、ちょうど桜も見頃だろうと思って、途中お花見でもできればなぁ~って気持ちで出発しました。

まずは千葉市中心部からはじまる大網街道に入り、(青葉の森公園も桜咲いているでしょうけど先を急ぎ)
丘陵地帯を延びる道なので、桜を見ながら走れるかと思い、外房有料道路に乗ることにしました。
(でも桜の木はPAの周りに少しある程度でした。ちょっと期待はずれ。)

有料道路を降りて茂原工業団地を抜け、茂原駅でトイレ休憩しようとしたんですが、どこにもない!!
商業施設も開店前なので入れず・・・ううう。
駅の周辺をぐるぐる歩いている内に神社の桜を見つけてパチリ。
P1020679.JPGトイレは結局コンビニで借りました。。

それから、大多喜方面には向かわずに、九十九里方向に進んで128号線を南下。
九十九里海岸の最南端に位置する、太東という海岸に立ち寄りました。
このあたりはサーフィンスポットらしいのですが、思ったよりもサーファーは少なかったですね。
波も高かった。
P1020682.JPG
ところで何故今回、いつになく余裕で走行しているかというと・・・

P1020680.JPG
ナビ!(PSP)を装備しているからです!!
もう迷子にならないもんねー( ̄ー ̄)

てことで、今日の目的地、御宿町まではもうそう遠くないのだ。
御宿駅手前を右折して少し進むと、ナビが「目的地に着きました。」

ん?街中の狭い道の途中だし、周りを見渡してもそれらしい建物ないぞっ(汗)
PSPのソフトは番地や屋号までは表示できないやつなので、これ以上は探索ムリ。
結局いつもと同じ (^ー^A;)
近辺をぐるりと一周して元の場所に戻ってきちゃったし、人通りもないので最後は野生の勘!
こっちだ!と進んだ50メートル先に・・・あっけなくありました。 岩瀬酒造(岩の井)
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外房線のすぐ脇、窪地のような立地なので煙突も見えないんですね。
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でもうれしいことに敷地内の桜の古木は見事に満開! 来てよかったぁぁぁ(。^-^)。

しかーし!第2のピンチ!母屋(なんと茅葺!)の入り口に「本日休業」の張り紙~
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あーあ、と思っていたら、背広姿の白髪のおじさんが倉庫から出てきました・・・
「こんにちは~、今日はお休みですか?」
「休みですが、何でしょう?」
大体において、小汚いライダーは訝られるわけでして・・・^^;
「お酒売っていただけないでしょうか?」
「あぁ、いいですよ。」

ラッキー!製品見本の並ぶ事務所に案内されて・・・以下はやりとりの詳細。
「一番新しいお酒は何ですか?」
「搾りたて生と杜氏が自家栽培した米で造った山廃の生酒がありますねぇ。」
「どっちがお勧めっていうことはないですよね?」
「それは(ないけど)・・・杜氏が作った米は雄町なのでめずらしいはめずらしいと思いますよ。」
「千葉で雄町を?」
「うーん、多分他ではないでしょうから、そういう意味では話題性はありますよね。」
「そりゃあ希少価値ありですよねぇ。それください!」

それから、この蔵、藁葺きもさることながら、何かレトロな雰囲気が漂ってるなぁと思って敷地内を
怪しくウロウロしていると、ギャラリー(古い洋館)がありました。
館内見学できるようでしたが、それは次回のお楽しみにしました。(本日休業だし)
P1020706.JPG P1020707.JPG
ご主人は出かけようとしていたところだったようで、蔵を後にするとき同時に軽トラ乗っていきました。

このあと、御宿駅前の食堂でお昼を食べたんですが、
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店のおばあちゃんに注文を聞かれて、「ミックスフライ定食くださーい。」
5分後、そのおばあちゃんに
「注文なににしますか?」
「??、えーと、ミックスフライ定食ください。」
P1020710.JPG←ブタ、トリ、エビ、アジ、イカとほんとに盛りだくさん!
シーズンオフの観光地ののんびりした空気を束の間楽しみましたね。^^;

お腹も膨れて、いざ帰路へ。
勝浦方面には行かず、県道176号線でのんびり走り、上総吾妻から465号線に入りました。
465号線はご存知、いすみ鉄道と並走する道路ですが、途中こんなところが!
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家族連れやカメラマンが何人もいましたね。有名なスポットなんでしょう。

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菜の花と桜が同時に満開~!v(^o^)v

あとは大多喜街道(297号線)をひた走り、寄り道もせずに帰宅しました。
じつは高校野球の決勝戦を見たかったんです( ̄∇ ̄;) 
興南高校優勝おめでとう!日大三高もがんばった!!

いつになく長い記事になりましたので、山廃雄町の感想はまた別途・・・

(お花見ツーリングの走行距離160km)

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日本酒検定 潜入レポート [日本酒]

今日は第一回日本酒検定の日でした。
昨日は図書館に行って一応受験勉強してました。一応!-.-;

生憎の雨と寒さでバイクではなく、電車ででかけました。

路面電車に乗ってきたわけではありませんが、東京都は北区の王子駅に到着。
                           030701.JPG
はじめて降りた駅なので地図を頼りにフラフラ10分ほど歩いて・・・
お約束のようですが、一旦目的地を通り過ぎ ^^;
なんとか試験会場である日本ソムリエスクールのあるビルに辿り着きました。
                           030702.JPG

受付開始まで時間があったので、2階の別団体の事務所に行きました。
エレベーターに乗った途端、お酒のモロミというか酒粕の香りがすると思ったら、
甘酒を振舞ってくれていたのですが、写真撮るのを忘れましたぁぁぁ(今、気がついた)
その代わりに
                  030703.JPG
さすが日本酒サービス研究会の事務所です! もちろん飲み・・・ませんでしたよっ( ̄∇ ̄;)

時間になって試験会場へ・・
                     030704.JPG

午前の試験、3級「信」は1時間で50問。 これ、思ったよりもむずかしいぞ~
四択なのですべて解答はできましたが・・・合格ラインが厳しい(85%!)ので・・・自信なし。

ま、とりあえずお昼を食べに王子駅の方に引き返して、「おくむら屋」というラーメン屋に入りました。
                              030700.JPG
                              塩ラーメン、もやしトッピングの大盛り

そして午後の2級「礼」も1時間で50問。 これ、ちょっとレベル上がりすぎ~!!
考えて解ける問題なんてないので、分からないのは全部、勘!勘!勘!!!!( ̄∇ ̄;)
あーだめだこりゃ。四択の神様でも乗り移らないとムリ щ(T_T)ш

例えば、「Q.2007年の東京都下の急性アル中で搬送された人数は?」
あるいは、「Q.2008年の全国飲酒運転事故件数は?」なんて、まったく想像つきませんよね。

同室で5級から2級まで一緒に受験をしていたのですが、
(準1級以上は第一回のため誰も受験資格がない)
2級の受験者は多分5人くらい。午前2回、午後3回あるけど合計30人はいないと思います。
誰かひとりでも受かるのかなぁ。。。

                      030705.JPG

帰り道の足取りは鉄下駄を履いたように重かったのですが、はじめて来たので、
飛鳥山に登りました。(登るって言ったって高々10メートルそこそこ ^^)
                      030706.JPG
                      ↑ 無料です (無料じゃないと誰も利用しないと思います^^;)

そして公園内を散策して博物館に入ってみましたが、27日にリニューアルオープンするためか、
何も見るものナシでした。
(考古学がどうしたこうしたっていう研究発表みたいのやってましたが・・)
            030707.JPG

試験結果は40日以内に郵送されてくるそうですが、とりあえず忘れることにします! 
ハハハ(`▽´)ノ彡

            本日のオマケ
           030708.jpg
            先週撮影した梅(キラキラバージョン)!! 特に意味なし ^^;



純醸生もと [日本酒]

オートバイを冬眠させてしまってから乗ってないため更新を怠けていました。(←言い訳け)

暴走蔵巡りはもう少しの間お休みになりますが、日本酒絡みのをアップします。m(_ _)m

まずは3月に第一回試験が実施される「日本酒検定」について。
Sake_kentei.jpg
1級(徳)から5級(智)まであります。

4級の問題)
日本酒造りに使用される麹カビ菌と同じ菌を使うのは?
1:納豆 2:醤油 3:パン
3級の問題)
日本酒造りに使用される麹カビ菌の種類はどれ?
1:黒麹菌 2:白麹菌 3:黄麹菌 4:青麹菌
2級の問題)
沖縄県でたった一つ製造されている日本酒の銘柄名は?
1:黎明 2:千徳 3:那覇誉 4:瑞泉
1級の問題)
麹カビ菌の微生物学名の変種名で正しいものは?
1:ロドトルラ 2:バールビィリディス 3:アセトン・ブタノール 4:酸性カルボキシペプターゼ

正解は↓
http://www.sakejapan.com/index.php?option=com_content&vie...

1級は博士クラスですから、正に日本酒に対して”徳”をたくさん積んできた方しか通らないでしょう
(^ー^A;)
日本酒業界の人でも狙えるのは、準1級の”仁”までかと。
でも準1級は2級合格者か酒匠などの資格保有者しか受験できません。
(なかなか考えてます・・)
精々3月7日に向けてがんばりたいと思います。。

さて、昨日は新潟の友だちと東京散策をしたんですが、お土産に渡されたのが、これ。
Suiryu.jpg秋田の「新政」というお酒はご存知の方も多いでしょう。
その蔵が昨年開発した画期的なお酒、純醸もと特別純米酒「翠竜」です。
”もと”というのは、酒母のことですが、一般のお酒は”速醸もと”といって、酒母に乳酸を添加して醸造します。酸がないと雑菌が繁殖して酵母が負けてしまい、お酒ができないのです。
乳酸をよそから買ってこられない頃は、自然に(蔵の中に)存在する乳酸菌の力を借りて乳酸を生成していました。これが”生もと(きもと)造り”といわれる伝統製法です。
(現在も採用しいる蔵はいくつもあります)

さあ、この翠竜の何が画期的かというと、乳酸を添加せず、乳酸菌の力も借りずに醸しているということです。必要な”酸”は酵母が生成するんだそうです。どうしたらそうなるのかは当然ヒミツでしょうけどね。

果たしてそのお味は?というと、
まず、製法の違いが飲んだだけでわかる人はいないでしょう。
普通のお酒と比べて目立った特徴はありません。
純米酒らしい純米酒ですね。しかもかなりイケてます(^-')b
ただ、いわゆる”ツマミ”に合わせるよりも、色々なソースを使うフレンチ、イタリアンあるいは中華料理に合いそうです。まだ試していませんが、間違いないと思います。

久々にまじめなリポートをしましたぁ (←こういう意味でもさぼってる)
酒屋さんや料飲店でみかけたら是非試飲してみてください。

散策中に有名ラーメン店「斑鳩(いかるが)」に行って、
新メニューの「新ラーメン」(そのまんまですね)を注文しました。
Ikaruga.jpg←特製(煮卵のせ)新ラーメン
塩味と書いてあるのにこの色。
魚介系メインのダブルかトリプル・スープだと思いますが、とっても濃厚。(全部飲みました!)
たしかに醤油は使っていないかもしれませんが、いわゆる塩ラーメンとはまったく違いました。
煮卵にしみた醤油の味がとても強く感じられたので、
塩味?を楽しむなら要らなかったかもщ(T_T)ш
中太ストレート麺ということはトンコツも使っているかも・・(思い込みすぎ。これは多分ハズレ。)

今日のオマケ
2010_01_23 4.jpg
公園内に植えられてた「シャガ」、こんな時期から咲くんですねー

暴走 蔵巡り 第23弾 [日本酒]

飯田本家

銚子市には「飯田酒造場」という蔵がありますが、そちらとは無関係です。
こちらは旧小見川町、現香取市にある蔵です。

佐原街道を成田まで走り、少しだけ横芝光町に方面に進むと鹿嶋まで続く県道44号線という道があります。
この道をひたすら行けば小見川にたどり着くのですが、この道、穴場的ツーリング道だと思っています。
一車線で幅もそれほど広くはないのですが、多少アップダウンとゆるめのコーナーの連続、
全線、山の中ですがブラインドコーナーは皆無。そして、なんといっても交通量が少ない!(土日でも)

てことで、宣伝はこのぐらいにして(^^)
佐原もそうですが、小見川は昭和の時代のとてつもなく平凡な町の雰囲気が漂っています。

蔵はそんな小見川駅の近くにありました。建物もこのとおり。
Kura23-1.JPGレトロでしょ。
というよりも唯々古いっ! 暖簾だけがやけに新しくてちょっとアンバランスです・・・

Kura23-2.JPGその暖簾をくぐって・・
ごめんくださーい!!

げっ!! どきーっ!!!! オーマイガッ
Kura23-4.JPG英国の衛兵? マジですか??
気を取り直してもう一回、ごめんくださいと声をかけるも、返事なし。
暖簾かかってるのに・・

しかも酒が並んでないっ! 店じゃないの?ここ。
暖簾かかってるのにっ

仕方がないので一旦店?を出て、となりの空き地(駐車場?)から概観をパチリ。
Kura23-3.JPGほんとに操業してるのかも怪しいですが・・
暖簾かかってるから、やってるんでしょうね^^

結構な道のりを走ってきたのに、なんだか寂しい気もしましたが、退散することにしました。
暗くなる前に44号線をまた走って行こう!! それだけでもいいや!

p.s.
帰り道に酒屋を見つけ、この蔵のお酒も買うことができました。
ちゃんと営業しているということです。 変な人形しかいなかったけど。
めでたし、めでたし(^ー^A;)


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